分注器・ピペットの製造・販売

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株式会社ニチリョー Future Life Science Partner - NICHIRYO

小型多機能ローテーター

Nichimate Rotator

Nichimate Rotator

小型多機能ローテーター

Nichimate Rotator

ローテーターとしての動きに加え、ミキシング・間欠回転・シーソーを切り換え可能。
標準付属のホルダーで、0.5mLマイクロチューブから50mL遠沈管まで対応。

【特長】

コンパクトな多機能ローテーターです。簡単操作で4種類の振とう方式を切り換えることができます。容器ホルダーの交換はワンタッチで、工具は不要です。+4℃~+65℃のインキュベーターや低温室内でも使用できます。

【おもな用途例】

  • 免疫沈降
  • ゲノムDNAの抽出
  • 微生物や植物細胞の培養

【振とうモード】

本製品は、振とうモード切換ボタンで4つの振とうモードを選ぶことができます。実際の動きについては、動画もご参照ください。

1.Rotate

モードランプがすべて消灯している状態では、標準のこのモードになります。回転軸と直交するよう試料容器を取付けられる容器ホルダーを使うことで「転倒撹拌」が行えます。
基本的に取り付け可能な全容器に適します。転倒撹拌で1.5mLや15mLの底に液が残りやすいのを気にする場合は2mLや50mLを使うと解決しやすいですが、実際には転倒するときの勢いで残液もしっかり混ざるため問題はありません。

1a_Rotate(Invert):

回転軸に対して容器を垂直に取り付けた「転倒攪拌」の動作

1b_Rotate (Parallel):

回転軸に対して容器を平行に取り付けた場合の動作

2.Mix

振とう開始時の角度から90°回転して8秒程度小刻みに震動する、を繰り返します。振とう速度を変えると、回転も震動も遅くなります。特に1.5mLや15mLの中の液を確実かつ激しく混ぜたい場合に適します。

3.Pause

振とう開始時の角度から90°回転して4秒程度静止する、 を繰り返す間欠振とうを行います。 振とう速度を変えると回転速度のみ変化します。(静止時間は変わりません。)

4.Rock

振とう開始時の角度から少しだけ回転方向に傾いてから止まり、そこでシーソーのように動きます。振とう速度を変えると、シーソー動作が速くなります。特に転倒撹拌で15mLや50mLの中の液を確実かつ穏やかに混ぜたい場合に適します。

【仕様】

製品コード 00-NRT
製品名 ニチメイト ローテーター
振とう速度 Rotate:5~70r/min
Mix:5~30r/min
Pause:5~35r/min
Rock:2~10r/min(いずれも設定単位は1r/min)
使用環境温度範囲 +4~+65℃(※1)
使用可能容器と架数
(※2)
0.5mLマイクロチューブ×24本
1.5/2.0mLマイクロチューブ×11本×2
Ø12~13mm(5mLや7mL)チューブ×5本×2
15mLディスポ遠沈管×5本×2
50mLディスポ遠沈管×6本
本体外形寸法 275(W)×152(D)×165(H)mm (容器ホルダー含まず)
本体重量 約1.4kg (容器ホルダー含まず)
電源 100-240V、 50/60Hz
最大消費電力 0.25A、5W
希望小売価格 132,000円
  • ※1.環境温度変化による結露を避けてください。なお、+65℃下における連続運転は2時間までにしてください。
  • ※2.最大架数時の重量が許容負荷重量になります。

ホルダー

製品コード 商品名 希望小売価格
00-NRT-H015020 1.5/2.0mLマイクロチューブ用ホルダー 14,500円
00-NRT-H050070 Ø12-13mmチューブ用ホルダー 
00-NRT-H100150 15mLディスポ遠沈管用ホルダー 
00-NRT-H500005 50mLディスポ遠沈管+0.5mLマイクロチューブ用ホルダー  12,000円
  • ホルダー4種は、本体に標準付属しております。

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