分注器・ピペットの製造・販売
HPV※1遺伝子検査における検体の前処理を自動化。
各社のLBC※2容器や遺伝子検査専用容器に対応。
※1. ヒトパピローマウィルス。 ※2. 液状処理細胞診。
親検体は、開栓して分注後にもとのキャップで閉栓します。
分注された子検体については、プロトコルに応じて開閉栓可能で、新規キャップでの閉栓にも対応します。
コンタミネーションリスクを最小限にするため、検体をターンテーブル上に搬送し個別に処理します。分注された子検体を外部検査装置への搬送ラインに載せることも可能です。また、親検体・子検体・消耗品の不足をアラートで通知し、追加投入による連続運転を可能にしています。
親検体から子検体への分注情報をバーコードにより紐づけし、確実に管理します。

子検体開栓ロボットヘッド

バーコードスキャナ
親検体を開栓前の搬送時に容器を回転させることでプレ撹拌します(搬送用ロボットアームに回転機能を装備)。
検体を吸引直前にピペッティングすることも可能です。
また、ボルテックス機能により、子検体を加熱処理した後に高速微震動で撹拌できます。
ヒートラックにより、分注後の子検体を閉栓後に最高100℃まで加熱できます。
DMS(データマネジメントシステム)を構築してオーダー/リザルト管理やオンライン接続に対応可能です。

親検体搬送用ロボットアーム

ボルテックスおよびヒートラック
10本架ラックを3ラックまで収容できます。
Ø16mmまでの試験管を最大で75本設置できます。
1時間に最大で120検体の分注処理が可能です。
※加熱処理工程は含みません。
ラックチップや子検体容器用のキャップを96検体分を充填できます。

親検体容器ラック収容口

子検体容器ラック

ラックチップ
| 製品コード/ 品名 | 00-HPV-001/エイチピーブイプレップ |
|---|---|
| 適合容器(親検体) |
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| 適合容器( 子検体) |
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| ヒートラック | ニチリョーIDチューブ専用、~+100℃、30本架 |
| 親検体搬送 |
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| 親検体 開栓・閉栓・保持 |
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| 子検体 開栓・閉栓・保持 |
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| 分注ロボット |
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| チップラック・試薬ラック部 | 各1ラックずつ収容可能(チップラック2個でも可) |
| ボルテックス | 2種搭載 |
| 処理速度(ヒーティングなし) | 100~120検体/時間(目標値、撹拌回数などにより増減) |
| 処理速度(ヒーティングあり) | 75検体/時間(目標値、撹拌回数などにより増減) |
| 制御用パソコン | 内蔵型、OS :Windows® IoT |
| 操作部 | 液晶タッチパネル |
| 外形寸法 | 1450×950×2010Hmm(タッチパネルおよび動作表示灯含む) |
| 電源 | AC100~240V、50/60Hz、950VA |
| 希望小売価格 | オープン価格(お問い合わせください) |
本製品のワークエリアはご要望に沿ったカスタマイズ(特注)が可能です。
HPV遺伝子検査の前処理用途以外にも、容器の開閉栓を要求するアプリケーションに対応可能です。

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