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NICHIRYO

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2011.6.27 Updated From China

中国の町の早朝散歩

弊社サイトをご覧の皆様に”ちょっと一息”を目的に掲載させて頂いておりますWorld Topics、第4弾をお送りします。

私は中国・北京に出張することがありますが、当然とは言え、朝から晩まで宿泊所と工場の往復の単純な毎日です。唯一の楽しみが、早朝の散歩です。自分の住んでいる町とは異なる刺激でいっぱいです。

早朝から町の市場は開いており、山盛りの野菜、見たことのないカラフルな野菜、肉、魚、取れたてのフルーツなどが展示されています。市場の脇には朝食でしょうか、揚げパンの屋台に人が集まっています。

町には緑が多く、整備された公園があちこちにあります。早朝から大勢の人達が、いろいろな運動をしています。数人から数十人まで、たくさんのグループがあるようです。たとえば、有名な太極拳。扇子や刀のなど、様々な道具を使った踊りも見かけます。

今回、中でも面白いとおもったのは、蹴羽根です。「チェンズ」と呼ばれています。

穴のあいたコイン状の金属に、カラフルな鳥の羽が付いたものを足で蹴ります。数人で輪になり、この羽根を地面に落とさないように、足で蹴って周囲の仲間にパスし続けるという遊びです。サッカーで言う「リフティング」か「蹴鞠(けまり)」のような感じでしょうか。中には競技としてやっている人達もいます。簡単に言えばバトミントン。ラケットの代わりに足を使うスポーツでしょうか。ネットを挟んで、二対二で対戦しているグループも見かけました。

蹴っている人達の年齢層も様々で、子供、若者、年配のご婦人まで様々です。私の母親くらいの年齢の女性が、器用に踵(かかと)や足甲の脇で蹴って遊んでいるのを見ると、いかに底辺が広く、競技人口の多いスポーツなのかと感じました。

年々、いえ、日々発展する中国。旅行するのも楽しいと思います。その際は、ぜひ、早起きして町の散策をすることをお勧めします。